(1)室内では、睡眠中の赤ちゃんに、帽子、靴下、足付きロンパース、毛布などの「着せ過ぎ」 に注意しましょう。 「着せ過ぎ」は放熱を妨げ、児を高体温化(うつ熱)にするから危険です。
(2)うつ伏せ寝は、放熱した自分の熱で腹部を温める作用があります。
「着せ過ぎ」 と 「うつぶせ寝」 の組合せは 、“うつ熱” を招き、最も危険です。
(3)睡眠中の赤ちゃんの衣類、シーツ、布団は、吸湿性のよいものが安全です。
(4)ストーブの側、ホットカーペットの上に寝かせるのは危険です。
(5)熱過ぎる人工ミルクは体を内側から温めます。ミルクの温度に注意し、必ず抱いて飲ませましょう。ミルクの成分がSIDSの危険因子ではありません。
(6)児が静かに眠り続ける時は、“着せ過ぎ” ではないかに注意しましょう。
(7)SIDSから赤ちゃんを守るために、「発熱」 と 「うつ熱」 の違いを学習しましょう。
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