1) |
手技が難しい。 |
2) |
麻酔領域の血管拡張と筋弛緩作用のため血圧下降と微弱陣痛が起こりやすい。 |
3) |
微弱陣痛に対して陣痛促進剤を使用する頻度が高くなる。 |
4) |
血圧低下などに備えて、胎児心拍モニターなどの濃厚な麻酔, 分娩管理が必要となる。そのために原則として医師は産婦の側から離れることが出来ない。 |
5) |
麻酔医が少ない我国では、お産が時間外に多いことから昼間の計画分娩にするケースが多くなる。 |
6) |
吸引分娩や、帝王切開になる可能性が増えると報告されている。 |
7) |
アメリカでは、専門の麻酔医によって本法が行われているが、麻酔医の少ない我国ではそのほとんどを産科医が行っている。手技の上手・下手はともかく、麻酔による合併症の怖さをどれだけ知って行っているかどうかが、麻酔事故を未然に防げるかどうかに大きく左右します。 |